表題の件について意見書を提出します。
私は二川ルートに産業道路を作る案には反対です。その理由は3つあります。
一つ目は住民に配布されたアンケートについて納得がいかないからです。アンケートで27%の人が回答しただけで住民の合意と判断するのはおかしいです。その中でも3ルートあるので二川地区の人でも二川ルートを選ばなかった人が実際に多く存在するので、二川ルートを選んだ人がさらに割合で減ります。ということは、配布された人の中で低い割合の人しか選んでいないことになるのにそれで住民の意見を聞いたと考えるところが非常識だと思います。
二つ目は約3000億から3800億のお金を使って作ったとしても、本当にその地域の為になるか分からない計画に見えるからです。有料道路ということはお金の代金次第では無料を選択する可能性もあります。当初の計画が40年前の高度経済成長期のものなので、今の人口の減っている、経済規模の縮小しているこの地域に見合ったものとも思えません。人口や経済が縮小しているのは道路がないからではありません。他の要因でもなっている訳だから、道路がもし、一部の人しか利用しなくて損失を出した場合、結局道路を利用しない人や計画すら昔過ぎて知らなかった子孫達に多大な借金を払わせるのは更に重荷を増やすことになります。それに対して決めた人達が完成した頃には亡くなっていての責任を負わなくていいのは卑怯だと思います。
三つ目は説明が企画する側に都合のいい事しか説明が無い事です。災害の為にと言うけれど、二川ルートも地盤の悪い地域に作ることは明記せずにあるので。実際作ったとしてもいざ地震が来たら道路が使えるは分かりません。二川地域に住んでいる住民は建設にあたり、地盤が崩れたりして余計に危険になるのにさも災害対策になるような書き方がおかしいと思います。二川ルートは3ルートの中に一番住居があるので、地震対策と称して一番多く市民が住む地域に敢えて工事をすることになる事を考えていないのはおかしいと思います。
以上結論として、道路を作りたいことが先行してそれに合わせて都合のいい説明をつけているように見えてならないので断固反対します。