豊橋市民です。必要性や自然への影響ではなく、道路設計の防災上の懸念の観点からの意見です。
沿線住民ではございませんが、本日(令和7年11月22日)の住民説明会で提示されたトンネル計画に大きな問題があるため、二川ルートの反対に賛成します。
まず、本来、トンネル内の縦断勾配は片勾配もしくは拝み勾配により、トンネル内の排水を自然流下させます。
今回のトンネルは海底トンネルなどの突っ込み勾配となっており、湧水や抗口から侵入する雨水はポンプにより排出します。
豪雨の際は排水が間に合わなかったりポンプ故障が発生すれば通行止めとなり防災上機能しないトンネルとなります。その対策として維持管理コストも上がります。
国土交通省が施工し、NEXCOが管理する圏央道のトンネルでも同様の事象が発生し、車の水没と通行止めが発生しております。
よって建設と防災の観点からトンネル設計に課題があることから、片勾配もしくは拝み勾配が難しい二川ルートの見直しが必要と考えられます。